ドライビング・プレジャーとは?
ビート(軽自動車)とシビック フェリオ(5ナンバーセダン)からはじまった「2台所有」体勢ですが、早や10年が経ちました。
今やロードスター(3ナンバー2シーター)とシビック(5ナンバーハッチバック)の2台持ちという、昔の私からは想像もつかない状況です。
どうしてこうなったのか自分でも時々分からないときがありますが(^^;、
やはり、運転して楽しいと思えるクルマが複数台あって、たまたま自分が無理なく維持できる2台がシビックとロードスターだったからでしょう。
ところで、「運転して楽しい」って何だろうと、時々思うことがあります。
単純にマニュアルトランスミッションをコキコキ動かすのも楽しいことのひとつですが、もっと本質的なドライビング・プレジャーはどこにあるのでしょうか?
たとえば、免許取りたての人がいきなり400馬力を超えるポルシェGT3に乗って「楽しい~!」となるでしょうか?
ほとんどの人がどこまでアクセルを踏んで、ブレーキをどこまで踏めば止まれるかなど分からず、怖い思いをするのではないでしょうか。
一方ドライビングテクニックを身に着けた熟練ドライバーならば、アクセルを目一杯踏み込み、ブレーキングもバッチリ決めて、「楽しい~!」と感じるでしょう。
つまり、その人の運転技術と乗るクルマの性能の差が小さいほど、運転して楽しいと感じるんじゃないかなと。
逆に、たとえどんなに高額で高性能なクルマでも、運転する人が手に負えないんじゃ楽しいも何もあったもんじゃないですよね。
私にとってシビックとロードスターは身の丈に合ったクルマだと思っていますが、運転技術はまだまだ性能の限界には程遠いレベルだと自覚しています。
なので、機会を見つけてはそれに近づけるようにスクールに通ったりスポーツ走行に勤しんでいるわけです。
最近は若いときより運転が楽しいと感じています。
もちろん、日常の運転、通勤からサーキット含めてすべてにおいてです。
運転技術の向上、それが最終的にはドライビング・プレジャー=運転して楽しい→気持ち良い、ということに繋がると信じています。
せっかく手に入れた安くはない愛車を、できるならとことん味わい尽くして楽しみたいものですね!

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今やロードスター(3ナンバー2シーター)とシビック(5ナンバーハッチバック)の2台持ちという、昔の私からは想像もつかない状況です。
どうしてこうなったのか自分でも時々分からないときがありますが(^^;、
やはり、運転して楽しいと思えるクルマが複数台あって、たまたま自分が無理なく維持できる2台がシビックとロードスターだったからでしょう。
ところで、「運転して楽しい」って何だろうと、時々思うことがあります。
単純にマニュアルトランスミッションをコキコキ動かすのも楽しいことのひとつですが、もっと本質的なドライビング・プレジャーはどこにあるのでしょうか?
たとえば、免許取りたての人がいきなり400馬力を超えるポルシェGT3に乗って「楽しい~!」となるでしょうか?
ほとんどの人がどこまでアクセルを踏んで、ブレーキをどこまで踏めば止まれるかなど分からず、怖い思いをするのではないでしょうか。
一方ドライビングテクニックを身に着けた熟練ドライバーならば、アクセルを目一杯踏み込み、ブレーキングもバッチリ決めて、「楽しい~!」と感じるでしょう。
つまり、その人の運転技術と乗るクルマの性能の差が小さいほど、運転して楽しいと感じるんじゃないかなと。
逆に、たとえどんなに高額で高性能なクルマでも、運転する人が手に負えないんじゃ楽しいも何もあったもんじゃないですよね。
私にとってシビックとロードスターは身の丈に合ったクルマだと思っていますが、運転技術はまだまだ性能の限界には程遠いレベルだと自覚しています。
なので、機会を見つけてはそれに近づけるようにスクールに通ったりスポーツ走行に勤しんでいるわけです。
最近は若いときより運転が楽しいと感じています。
もちろん、日常の運転、通勤からサーキット含めてすべてにおいてです。
運転技術の向上、それが最終的にはドライビング・プレジャー=運転して楽しい→気持ち良い、ということに繋がると信じています。
せっかく手に入れた安くはない愛車を、できるならとことん味わい尽くして楽しみたいものですね!

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tag : ドライビング・プレジャー
サーキット走行考
ある方がブログでサーキット走行を辞めた理由をつぶやいていました。
もちろん、ご自身のカーライフと適性を考えてのことだと思います。
でもこのつぶやきは結構ガツンときました。
実はお気づきかもしれませんが、私は極度の小心者でTC1000以外は未だにサーキットでの高速コーナリングは「怖い」と感じます。
TC2000の最終コーナーなんて「吹っ飛んでいってしまうんじゃないか?」と冷や汗タラタラですし、FSWの1コーナーからコカコーラコーナー、100Rなんて、人生で経験したことの無いスピードでのコーナリングです。身体が硬直してしまいました(^^;
FSWでの初走行では途中で走行会のレベルが違いすぎると気づき、あらゆるリスクを考えて邪魔にならないように減速したりしていました。もしかしたら他の車からみたら危険だったかもしれませんが。
ちなみに、FSWとTC2000のある走行会のパンフレットには、「2015/3月から出来るだけ推奨タイムで走行される方の参加をお願いします。」と書かれていました。やっぱりサーキット慣れしている人とビギナーとの混走は速度差が違いすぎて危険なんですね。
やっぱり身の程を知るって大事ですよね。
限界走行で操作を誤ればスピンして自車をぶつけたり、他車と接触したりするリスクだって決して低くありません。
そんななか、自分が怖いと思ったり危険と判断できる人は賢明だと思います。
それだけ危機回避能力が高いと思うからです。
「いいや、行ける。行っちゃえ~!」ではいくらクルマと命があっても足りません。
お金も掛かります。
言うまでもなく参加費は1日1万数千円かかりますし、タイヤ代も走行頻度によりますが1年毎に交換、走行前の油脂類交換代もバカになりません。
これではサーキット走行を続けられるのは限られた人になってしまいます。
では何故私があえてこんな怖い思いまでしてサーキット走行を辞めないのか?
やっぱり、「限界走行は病み付きになる」ということでしょうか。
限界走行は終わりが無いのです。
もちろん、そのクルマのポテンシャルには限界がありますが、人間が操る以上いつまで経っても限界の100%を出し切ることは不可能だと思うからです。
そこを目指す過程が困難だったりするとくじけそうになりますが、私の中にほんの少しだけある「負けず嫌い」が後押しして続けている気がします。
また、サーキット走行を終えた後は、大げさに言えば無事走り終えたことに充実感があるんです。例えて言うなら登山をしたあとの心地良い疲れというか、下界に下りた時の安堵感に似たものがあります。
「ああ、やっと開放された!」とほっとする感じです。
ちょっと哲学的に言えば、「束縛」の後の「解放」によって得られる「カタルシス」とでもいうのでしょうか。
私はそれを求めてサーキットを走っているのかもしれません。
とにかく、サーキット走行は「非日常」です。
公道ではありえないスピードでサーキットを周回しています。
みんな日常のうっぷんを吐き出しているようにも見えます。
私にとってサーキット走行は、普段溜まったモヤモヤした感情をリセットしてくれる存在なのかもしれません。
以上、上手く表現できませんでしたが、私なりのサーキット走行考でした…
もちろん、ご自身のカーライフと適性を考えてのことだと思います。
でもこのつぶやきは結構ガツンときました。
実はお気づきかもしれませんが、私は極度の小心者でTC1000以外は未だにサーキットでの高速コーナリングは「怖い」と感じます。
TC2000の最終コーナーなんて「吹っ飛んでいってしまうんじゃないか?」と冷や汗タラタラですし、FSWの1コーナーからコカコーラコーナー、100Rなんて、人生で経験したことの無いスピードでのコーナリングです。身体が硬直してしまいました(^^;
FSWでの初走行では途中で走行会のレベルが違いすぎると気づき、あらゆるリスクを考えて邪魔にならないように減速したりしていました。もしかしたら他の車からみたら危険だったかもしれませんが。
ちなみに、FSWとTC2000のある走行会のパンフレットには、「2015/3月から出来るだけ推奨タイムで走行される方の参加をお願いします。」と書かれていました。やっぱりサーキット慣れしている人とビギナーとの混走は速度差が違いすぎて危険なんですね。
やっぱり身の程を知るって大事ですよね。
限界走行で操作を誤ればスピンして自車をぶつけたり、他車と接触したりするリスクだって決して低くありません。
そんななか、自分が怖いと思ったり危険と判断できる人は賢明だと思います。
それだけ危機回避能力が高いと思うからです。
「いいや、行ける。行っちゃえ~!」ではいくらクルマと命があっても足りません。
お金も掛かります。
言うまでもなく参加費は1日1万数千円かかりますし、タイヤ代も走行頻度によりますが1年毎に交換、走行前の油脂類交換代もバカになりません。
これではサーキット走行を続けられるのは限られた人になってしまいます。
では何故私があえてこんな怖い思いまでしてサーキット走行を辞めないのか?
やっぱり、「限界走行は病み付きになる」ということでしょうか。
限界走行は終わりが無いのです。
もちろん、そのクルマのポテンシャルには限界がありますが、人間が操る以上いつまで経っても限界の100%を出し切ることは不可能だと思うからです。
そこを目指す過程が困難だったりするとくじけそうになりますが、私の中にほんの少しだけある「負けず嫌い」が後押しして続けている気がします。
また、サーキット走行を終えた後は、大げさに言えば無事走り終えたことに充実感があるんです。例えて言うなら登山をしたあとの心地良い疲れというか、下界に下りた時の安堵感に似たものがあります。
「ああ、やっと開放された!」とほっとする感じです。
ちょっと哲学的に言えば、「束縛」の後の「解放」によって得られる「カタルシス」とでもいうのでしょうか。
私はそれを求めてサーキットを走っているのかもしれません。
とにかく、サーキット走行は「非日常」です。
公道ではありえないスピードでサーキットを周回しています。
みんな日常のうっぷんを吐き出しているようにも見えます。
私にとってサーキット走行は、普段溜まったモヤモヤした感情をリセットしてくれる存在なのかもしれません。
以上、上手く表現できませんでしたが、私なりのサーキット走行考でした…
クルマとの付き合い方の移り変わり
月並みですけど、月日が経つのが年々早く感じられます。
唯一の趣味であるクルマとの付き合いも早や20年が経ちました。
おっかなびっくりの教習所時代、親の車を盛大にこすって運転禁止になった苦い思い出や、初の愛車購入のときのドキドキ感、もらい事故3回の経験や、オフ会・サーキット走行に目覚めたホンダ車時代など、さまざまな思いが蘇ってきます。

駐車場で当て逃げされたフェリオの無残な姿(当時)
そして、その時々でクルマの接し方も変わっていきました。
AE101トレノ・レビン時代は、とにかく社外パーツを取り付けてノーマルとの変化を楽しむことが生き甲斐でした。
マフラー、車高調、機械式LSDと、エンジン以外はほとんど弄り倒しました。
結果、乗るのが苦痛になる仕様になってしまい、乗換えを決意します。
今思うと、なんて馬鹿な事をしていたんだと思いますが、そのときは本当に夢中でした。もちろん給料のほぼ全てを注ぎ込んでいました。若さゆえの過ちといったところでしょうか(笑)
ホンダ車に乗り換えてからは、VTECの虜になっていきます。
当時雑誌などでシビックやインテグラが絶賛されていたのも、実際に乗ってみると理解できました。
高回転域の胸のすく加速感はトヨタの4AGとは異質の感動をもたらしてくれました。
週末は宮ヶ瀬へ流しに行くことが楽しみでした。
ただ、公道で楽しむには限界があるので、オフ会を通じてサーキット(TC1000)を走るようになります。
フェリオでは仕様の試行錯誤のため頻繁に社外パーツを交換していましたが、インテR、ユーロR、ビートはほぼノーマルで通し、不要な弄りが減っていきました。
そして、サーキット走行ではいかに速く走らせるかことができるのかを考えるようになりました。
後に、ただ速いというよりも、抽象的な言葉で言うなら、いかに「上手く」走らせることができるか、ということに気づかされます。
草レースにも恐る恐る参加しました。
タイムアタック的な走行会も楽しいですが、スプリントでは相手との駆け引き、耐久では自分の限界と向き合う貴重な体験をすることができました。追いつきそうで追いつけないクルマを追いかけるのは本当に楽しい!まさに無我夢中でした。
誰しもが持っている本能のようなものだと実感しましたね。
今はロードスターが加わったことによって、素晴らしい景色やワインディングを自由気ままに楽しんでいます。


特に今年は仕事が忙しく、その分週末をとことん楽しもう!と毎週末積極的にドライブに出かけられた有意義な一年でした。
先輩たちのドライブ記録を参考に、どんなコースが定番なのか?から始まり、初めての道や景色に触れて感動したり、オープン走行の気持ち良さを実感したりしてきました。
運転に関していえば少々マニアックな領域ですが、今年は「スムーズな操作」がテーマになっていたような気がします。
空いているワインディングで適度にアクセルペダルを踏み込み、コーナーでのブレーキング、シフトダウン、ステアリングを切るという一連の行為がいかに適切なタイミングで行われているかというところに、大人の楽しみが詰まっているような気がしてなりません。
心地良いエンジンサウンド、適度に締まった足回り、素晴らしいシフトフィールと、きっちりとリフレッシュしたシビックに触れて改めてクルマって楽しい乗り物だなと思いました。
適度なチューニングはノーマルでは味わえない感覚をもたらしてくれることを実感しました。

歳を重ねるごとに、車に対する接し方が徐々に変化していくのが改めて感じられました。
これからは自分の中で、よりスマートなドライビングが要求されるでしょう。
ストイックながらも、「楽しむ」ことだけは変わらずこだわって「クルマ」ライフを続けていきたいと思う、師走のとある一日でした…
唯一の趣味であるクルマとの付き合いも早や20年が経ちました。
おっかなびっくりの教習所時代、親の車を盛大にこすって運転禁止になった苦い思い出や、初の愛車購入のときのドキドキ感、もらい事故3回の経験や、オフ会・サーキット走行に目覚めたホンダ車時代など、さまざまな思いが蘇ってきます。

駐車場で当て逃げされたフェリオの無残な姿(当時)
そして、その時々でクルマの接し方も変わっていきました。
AE101トレノ・レビン時代は、とにかく社外パーツを取り付けてノーマルとの変化を楽しむことが生き甲斐でした。
マフラー、車高調、機械式LSDと、エンジン以外はほとんど弄り倒しました。
結果、乗るのが苦痛になる仕様になってしまい、乗換えを決意します。
今思うと、なんて馬鹿な事をしていたんだと思いますが、そのときは本当に夢中でした。もちろん給料のほぼ全てを注ぎ込んでいました。若さゆえの過ちといったところでしょうか(笑)
ホンダ車に乗り換えてからは、VTECの虜になっていきます。
当時雑誌などでシビックやインテグラが絶賛されていたのも、実際に乗ってみると理解できました。
高回転域の胸のすく加速感はトヨタの4AGとは異質の感動をもたらしてくれました。
週末は宮ヶ瀬へ流しに行くことが楽しみでした。
ただ、公道で楽しむには限界があるので、オフ会を通じてサーキット(TC1000)を走るようになります。
フェリオでは仕様の試行錯誤のため頻繁に社外パーツを交換していましたが、インテR、ユーロR、ビートはほぼノーマルで通し、不要な弄りが減っていきました。
そして、サーキット走行ではいかに速く走らせるかことができるのかを考えるようになりました。
後に、ただ速いというよりも、抽象的な言葉で言うなら、いかに「上手く」走らせることができるか、ということに気づかされます。
草レースにも恐る恐る参加しました。
タイムアタック的な走行会も楽しいですが、スプリントでは相手との駆け引き、耐久では自分の限界と向き合う貴重な体験をすることができました。追いつきそうで追いつけないクルマを追いかけるのは本当に楽しい!まさに無我夢中でした。
誰しもが持っている本能のようなものだと実感しましたね。
今はロードスターが加わったことによって、素晴らしい景色やワインディングを自由気ままに楽しんでいます。


特に今年は仕事が忙しく、その分週末をとことん楽しもう!と毎週末積極的にドライブに出かけられた有意義な一年でした。
先輩たちのドライブ記録を参考に、どんなコースが定番なのか?から始まり、初めての道や景色に触れて感動したり、オープン走行の気持ち良さを実感したりしてきました。
運転に関していえば少々マニアックな領域ですが、今年は「スムーズな操作」がテーマになっていたような気がします。
空いているワインディングで適度にアクセルペダルを踏み込み、コーナーでのブレーキング、シフトダウン、ステアリングを切るという一連の行為がいかに適切なタイミングで行われているかというところに、大人の楽しみが詰まっているような気がしてなりません。
心地良いエンジンサウンド、適度に締まった足回り、素晴らしいシフトフィールと、きっちりとリフレッシュしたシビックに触れて改めてクルマって楽しい乗り物だなと思いました。
適度なチューニングはノーマルでは味わえない感覚をもたらしてくれることを実感しました。

歳を重ねるごとに、車に対する接し方が徐々に変化していくのが改めて感じられました。
これからは自分の中で、よりスマートなドライビングが要求されるでしょう。
ストイックながらも、「楽しむ」ことだけは変わらずこだわって「クルマ」ライフを続けていきたいと思う、師走のとある一日でした…